クロツグミは、雄の黒い姿と変化に富んだ美しいさえずりで知られる夏鳥です。山地の明るい林を好み、繁殖期には特徴的な鳴き声が響き渡ります。
| 分類 | スズメ目ヒタキ科(ツグミ類) |
|---|---|
| 全長 | 約22cm |
| 主な生息地 | 山地〜丘陵地の明るい林 |
| 観察時期 | 春〜秋(夏鳥) |
| 食性 | 昆虫・ミミズ・木の実など |
クロツグミの特徴
雄は全身がほぼ黒色で、くちばしと目の周りの黄色がよく目立ちます。雌は褐色がかった地味な羽色をしており、同じ種とは思えないほど雄と印象が異なります。
美しいさえずり
「キョロン、キョロン」といった澄んだ声で、次々とフレーズを変化させながら鳴き続けるのが特徴です。日本三鳴鳥には数えられないものの、聞きごたえのあるさえずりとして親しまれています。
生息環境と観察のポイント
山地から丘陵地にかけての明るい落葉樹林を好み、繁殖期には林床近くで昆虫やミミズを探す姿が見られます。渡りの時期には平地の公園などに立ち寄ることもあります。
似ている種類との見分け方
同じツグミ科のトラツグミと混同されることがありますが、クロツグミの雄は全身が黒っぽくくちばしが黄色い点が大きな違いです。雌同士は見分けにくいため、鳴き声や行動もあわせて確認するとよいでしょう。
まとめ
- クロツグミの雄は全身黒っぽくくちばしと目の周りが黄色い
- 「キョロン、キョロン」と変化に富んだ美しいさえずりが特徴
- 山地〜丘陵地の明るい林を好む夏鳥
- トラツグミなど他のツグミ類とは羽色の違いで見分けられる
この記事で紹介した種以外にも、日本で見られる野鳥は数多くいます。他の野鳥についても知りたい方は「日本の野鳥一覧|季節別・生息地別に紹介」もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. クロツグミはどんな鳥ですか?
A. スズメ目ツグミ科の夏鳥で、雄は全身がほぼ黒く、くちばしと目の周りが黄色いのが特徴です。雌は褐色がかった羽色をしており、雄とは見た目が大きく異なります。
Q. 鳴き声に特徴はありますか?
A. 「キョロン、キョロン」と聞こえる澄んだ声で、フレーズを変化させながら長く鳴き続けることが知られています。日本三鳴鳥ほどではないものの、美しいさえずりとして評価されています。
Q. どこで見られますか?
A. 山地から丘陵地の明るい林に生息し、繁殖期には林床近くで採食する姿が見られます。渡りの時期には平地の公園などでも観察されることがあります。
Q. 似ている鳥はいますか?
A. トラツグミなど同じツグミ科の鳥と混同されることがありますが、クロツグミの雄は全身が黒っぽく、くちばしの黄色がはっきりしている点で見分けられます。
本記事は環境省・日本野鳥の会などが公開する野鳥図鑑情報をもとに構成しています。
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